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先輩オーナーの声

心身ともにくつろげる"理想のヘッドスパサロン"

Tiare relaxation spa & hair

  • 2025年5月開業
  • 神奈川県川崎市
  • 10坪

オーナー 遠藤 晋

2年前開業を意識

1年2ヶ月前相談スタート

OPEN!

ご縁があって、美容師になるのも開業するのもタカラさんでした

大学まで自分のやりたい仕事について深く考えたこともありませんでした。いざ就職活動の時期を迎えて「本当にこのままでいいのかな」と悩んでいたところ、当時仲良くしていた美容師さんが「美容師に向いているんじゃない?」と言ってくれたんです。美容師というと華やかな世界だし手先が器用じゃないとできないイメージがあったので、最初は自分がなれるとは思いませんでしたが、「大事なのは努力と根性。あとは、地味な作業が苦じゃなければ大丈夫だよ」と言って背中を押してくれて「やってみたい」と初めて心から思えました。さらにその方が働きながらタカラ美容専門学校の通信制で学んでいたことを知って、働きながらであれば学費もなんとかなるし「自分でも頑張れば美容師になれるかもしれない」と思い、同じタカラ美容専門学校へ入学しました。美容師になってからは3店舗での勤務を経て、フリーランスで働いていました。開業を意識したのは、アシスタント時代に親しくしていた先輩から「1人で美容室をやるのが向いているんじゃない」と言われたことがきっかけでした。自分でも前から小規模な店舗で1人で経営するスタイルに魅力を感じていたため、独立を決意。その先輩から「タカラさんで開業相談もできるよ」と教えてもらい、ショールームへ足を運んだことが最初の一歩でした。

あらゆる場面で、サロンの方向性を導いてくれた

タカラさんの製品は信頼性が高く、自分の中では"絶対的な存在"。開業するならシャンプー台などの設備は「タカラさんしかない」と決めていました。自分の力だけでは独立は難しいと感じていたので、開業準備をトータルで支えてくれる安心感も大きな決め手となり、タカラ美容専門学校に通っていたご縁も感じながらサポートをお願いすることにしました。事業計画を進める中で、何を中心としたサロンにするか、正直なところ迷っていました。以前はヘッドスパをメインにしたいという想いが強かったのですが、最近では髪質改善が主流になってきていて、世の中のニーズに合わせた方がいいのか悩んでいました。そんな時、開業支援担当の山本さんから「独立する上で何より大切なのは、自分が本当にやりたいことを実現すること。それが一番の原動力になる」という言葉をいただいて。やっぱり最初に思い描いていたヘッドスパを中心とした形で開業しようと決心がつきました。お店のコンセプト決めについても「時間がかかりますが、ここは一番大事な部分ですよ」と教えてもらっていて、「どんな想いでお客様を迎えたいのか」「どんな美容師でありたいのか」と自分自身と向き合い考え抜いたこの期間は、サロンづくりの土台となるとても大切な時間だったと感じています。

"理想のリラクゼーションヘッドスパサロン"を実現するために

ずっと憧れていたタカラベルモントの製品を、自分の店のために一つずつ選んでいく過程は、まさに夢が形になっていく実感がありました。ヘッドスパの商材を決める段階で悩んでいたところ、山本さんにエステシモをおすすめしていただきました。自律神経へのアプローチや独自の技術などは他店との差別化につながる要素が多く「これは武器になる」と感じました。存在は以前から知ってはいたものの、改めて「やっぱりいいな」と思えたことで、メニュー作りの段階では迷うことなく、エステシモを使おうと決めました。また、湿熱促進器「モイスチャーケアミスト」の導入もご提案いただいたのですが、エステシモ担当の加藤さんが「ミストは、マストで。」と何度もおっしゃっていて(笑)。最初はそこまで深く考えていなかったのですが、話を聞くうちにその重要性を実感しました。シャンプー台で長時間過ごすとどうしても寒さを感じやすくなりますが、ミストを炊くことでそれが和らぎます。さらに、凝り固まった頭皮をじんわりと温め、心地よくリラックスできると聞き、「これはもう入れるしかないな」と導入を決めました。

驚くほどスムーズに念願のサロンが完成

物件探しは、開業の半年前からスタート。以前働いていた横浜エリアで探していたのですが、なかなかこれという物件に出会えなくて。そんな中で「一応、新丸子も見てみようか」と足を運んだところ、「ここ、めっちゃいいじゃん!」と直感で惹かれました。周辺は静かで落ち着いていて、ヘッドスパを提供するにはぴったりの環境。さらに3階という立地も少し隠れ家のような雰囲気が出ていて、サロンのコンセプトに合う場所だと感じました。物件が決まったのは開業まで2ヶ月を切っている時期でした。打ち合わせの時間も限られていたので「ちゃんと開業できるのかな」と不安になることもありましたが、わずか10日後には着工が始まり、一気に動き出しました。「物件が決まると開業まであっという間ですよ」とは聞いていましたが、ここまで早いとは思わず…。気持ちが追いついていなくて、内装が完成したときは、正直「うれしい!」という気持ちよりも「え、もうできちゃったの!?」という驚きの方が大きかったです(笑)。

リゾートのような空間で、開放感とくつろぎを

僕が旅行でタヒチを訪れた時、日頃のストレスや疲れを忘れて心からリラックスできたんです。お客様にもそんな"非日常"を感じてもらえる空間をつくりたいと思いリゾートテイストでいこうと決めました。髪を切るだけの場所ではなく、心身ともに癒やされてまた明日から頑張ろうと思えるようなサロンを目指し、山本さんと設計の篠崎さんにイメージを丁寧に伝えながら何度も打ち合わせをしました。全体は明るい木目調をベースにやさしい色味で統一。カウンターは麻布のような質感に仕上げていただき、ビーチバーのようなリラックス感があってとても気に入っています。BENT WOODのスタイリングチェアとの相性もぴったりでした。開放感を出すために極力壁を作らないことを心がけ、棚を壁付けではなく吊るして空間の抜け感を演出。照明は、"海っぽさ"を出したいとお伝えし、水面のゆらぎのような光を演出できる照明を選びました。プロであるお二人が「こういうイメージなら、こんな素材や方法がありますよ」とたくさん提案してくださったおかげで、内装に関して素人だった僕でも理想の空間を作り上げることができました。

自分の「やりたい」を一番実現できるのは"開業"

山本さんはずっと親身になってくださり、本当に頼りになる存在でした。事業計画やコンセプトを一緒に考えたり必要な情報を丁寧に調べてくださって。僕の漠然としたイメージを丁寧に汲み取り、方向性を整理しながら全体の舵取りをして導いてくれたことに、本当に感謝しています。おかげさまで無事に開業を迎えることができ、ありがたいことにオープン直後から忙しくさせていただいています。開業前からのお客様が、応援の気持ちを込めて足を運んでくださっていることに心から感謝しています。これからも飽きずに通っていただけるお店でいられるよう努力を重ねていきたいですし、この地域の方々にも愛される存在になれたら嬉しいです。
実は一人でお店を持つことに対して、周りには心配されることが多くなかなか応援はしてもらえませんでした。でも、自分がどう働きたいか、どんな美容師でいたいかを真剣に考えたとき、"開業"という選択が自然と見えてきたんです。最近はシェアサロンも増えて、自分でお店を持たないという選択肢もありますが、自分の「やりたい」を一番実現できるのは"開業"だと感じています。こだわりが強い人ほど、自分のお店を持ってほしいと思っています。

開業支援担当者
タカラベルモント 山本
営業担当者
タカラベルモント 青山
化粧品(エステシモ)担当者
タカラベルモント 加藤
デザイナー
タカラスペースデザイン 篠崎

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