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先輩オーナーの声

Ouje'

  • 2025年4月開業
  • 東京都新宿区
  • 10坪

オーナー 橋本 大

1年前開業を意識

6か月前相談スタート

OPEN!

美容師として育った神楽坂で、開業を決意

美容師歴19年、神楽坂では約12年間働いてきました。 神楽坂という街に育てていただいたからこそ、この街の方々の髪のお悩みに寄り添って解決していきたいという想いがあります。日本人の約7割と、多くの方がくせ毛に悩んでいるといわれている中で、従来の髪質改善では、お客様のニーズに十分応えられていないと感じていました。 また、育児やさまざまな事情で美容室に頻繁に足を運べない方もいらっしゃって、そんな方にも“綺麗”を諦めてほしくないという想いがあります。 独立をすることによって、自分のやり方でお客様一人ひとりに丁寧に向き合うことができ、より多くの方の髪のお悩みの解消ができるのではないかと思い、開業を意識し始めました。 以前から独立を見据えて経営学を学ぶために大学に通っており、6ヶ月前に「いよいよ独立しよう」と気持ちが固まりました。

直前まで働きながら、6ヶ月で開業

タカラさんはしっかりとした歴史や実績がありますし、何より内装をとてもきれいに仕上げてくれるというイメージがありました。 さらに、私の知人がタカラさんで働いていて、その方に相談したところ、「とにかくしっかり対応してくれるから一度相談をしてみるといいよ」と背中を押してくれたんです。そういった知人からの後押しも決め手のひとつになりましたね。 相談から開業までの6ヶ月という期間は短いという印象を持たれますが、自分としては特別長くも短くもなく、物件選びなどさまざまなタイミングがうまく重なり、ちょうど良い期間だったと感じています。何よりタカラさんが段取りよくサポートしてくださったおかげで、働きながらでもスムーズに準備を進めることができたのは本当に大きかったですね。 オープン直前まで前職で働いていて、そこからほとんど休みもなく開業日を迎えるというスケジュールで本当にバタバタした準備期間でした。そんな中でもタカラさんがずっと伴走してくださって、あらゆる面で抜けや漏れがないように一つひとつ丁寧に進めていただき、無事に開業することができました。

心身ともにリラックスできる、やすらぎの場を

サロンとしては「髪質改善」をメインに掲げており、くせ毛のお悩みに特化した「質感再整」の施術を採用することで、より多くの方の髪に関するお悩みに応えられるようにしています。 同時に、何よりも大切にしているのは「頑張る人が、頑張らなくていい時間」を提供することです。お客様の目線や立場に立って寄り添い、日々の忙しさやストレスから生まれる不満や不安を和らげ、心からリラックスできる空間を提供するということが当サロンの一番のコンセプトです。その空間を実現するための設備機器の導入から細かな内装デザインの要望に至るまで、こちらが伝えた断片的なイメージをタカラさんがしっかりと形にしてくださったことに本当に感謝しています。 さらに、施工のことだけでなく経営面のシミュレーションなどもしていただき、全体をリードしてくださいました。 もし将来2店舗目を出すことがあれば、またぜひタカラさんにお願いしたいと思っていますし、これから独立を考えている後輩や仲間がいたら、自信を持ってタカラさんをおすすめしたいと思えるほど、本当に心強いパートナーでした。

どうしても導入したかったYUMEシリーズのシャンプー台

タカラさんに開業の相談をした大きな理由の一つに、どうしてもYUMEシリーズのシャンプー台を導入したかったという点がありました。お客様にリラックスしていただくためには、シャンプー台は非常に重要な要素だと考えています。 YUMEシリーズはバックシャンプー式ですが、僕自身バックシャンプーを行うのは10年以上ぶりでした。シャンプーのやり方を変えてでも導入したいと思うほどこだわりがあったのですが、久しぶりということもあり不安もありました。そんな中、タカラさんが代々木ショールームでの練習機会を設けてくださり、技術的な不安もきちんと解消することができました。おかげで自信を持ってお客様に施術することができています。 このシャンプー台は、首と頭を3点でバランスよく支える設計で、クッションがちょうどよくフィットするため負担がかなり軽減されていると感じます。ヒーター機能が備わっているため寒い時期でも体が冷えるのを防ぐことができますし、お客様からも「横になったときの快適さが全然違う」とお声をいただくことが多く、かなり満足度の高い設備だと感じています。

やりたいことがあるなら迷わずチャレンジ

独立を決意する上で、社会貢献も重要なテーマの一つとして意識していました。 以前のサロンでも行っていた介護福祉施設への訪問カットや、近隣エリアでの出張カットなど、地域に根ざした活動は今後も継続していきたいと考えています。さらに、将来的には若い世代が美容師を目指しやすくなるような育成プログラムを構築したり、この地域のクリエイティブな方々とのコラボレーションなども視野に入れています。 美容室という枠を超えたアイデアを通じて、少しでも社会に良い影響を与え、同じ想いを共有できる仲間たちと一緒にさらに展望を広げていけたらと考えています。 今の時代、「独立はしないほうがいい」といった考え方も増えていると思います。やはり組織に属していたほうが守られているという安心感もありますし、お客様のニーズもどんどん変化していますから、その中で生き残っていくためには、何かに特化していないと厳しいという現実もあります。 そのため、「今の環境が嫌だから」という理由だけで独立するのは、正直おすすめしません。でも、「今の環境では実現できない自分の想いがある」「どうしてもやりたいことがある」という方であれば、迷わずチャレンジすべきだと思っています。 人生は一度きりですから。やりたいことがあるならどんどん挑戦した方が、結果的により楽しい人生になるんじゃないかと僕は思います。 

担当デザイナーより

オーナー様には、お客様の多くが女性であることを踏まえ、「女性が来店しやすい空間にしたい」というご要望をいただいておりました。外から差し込む自然光と店舗内の照明とのバランスにも細やかにこだわり、空間全体がカジュアルになりすぎず、親しみやすさと心地よさを両立した、女性にとって居心地の良い雰囲気になることを大事にされていました。お話の中で特に印象的だったのが、「カウンセリングから施術までの一連のおもてなしの流れを大切にしたい」というお言葉でした。その想いを受け、丁寧な接客の流れが空間全体にも自然と表現されるように意識した空間に仕上げました。 特に、カウンセリングスペースからスタイリングスペースまでの動線にこだわり、天井には柔らかな形状の曲線を施し一体感のある流れを感じられるように設計しています。全体として、空間そのものが“おもてなしの流れ”を体現するようなイメージです。 柔らかな雰囲気を大切にしながらもオーナー様は男性という点に配慮し、あえてコンクリートの壁を一部残したり、天井を部分的に抜いたりと、ほど良くシャープさを加える工夫をしています。 そうした細部へのこだわりを重ねたことで、オーナー様にとっても働きやすく、お客様にとっても居心地の良い空間に仕上がったのではないかと感じています。 
開業支援担当者
タカラベルモント 八島
営業担当者
タカラベルモント 山本
デザイナー
タカラスペースデザイン 田中

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