技術者から経営者へのマインドチェンジ
開業を志したのは22歳で、スタイリストになってすぐでした。元々美容師になったからには自分でお店を持ちたいと考えていましたが、いざ準備活動をスタートさせようにも、具体的に何をどうすべきか分かりませんでした。
とは言え、開業にあたりまずはお金の準備が必要!と考え、日本政策金融公庫や商工会に相談に行きました。そこで融資制度の案内をしてもらいましたが、具体的な計画を立てていなかったので、思うような前進には至りませんでしたね。。。
そこでどのように計画を立てたらよいのかネットで調べていると、タカラさんで無料開業相談をしていることを知り、相談に行ってみることにしたんです。
開業相談に行ってみて
資金の計画を立てる上ではもちろんですが、そもそも自分がどんな事業を営みたいのか?その計画は妥当なのか?私の想いと実現性に基づいたアドバイスをいただきました。お金を借りる為の計画書ではなく、自分が開業を通して何を成し遂げたいのか?開業そのものではなく、その先のビジョンを基点に目標と現状のギャップを具体的に見出すことが大切、と。今考えると早い段階でタカラさんに相談して、開業に向けたスケジュールと事業計画を立てられたことはとても良かったです!ネットにはいろいろな情報がありましたが、それらを見ながら作っても何が正しいのかわかりませんでしたね。笑
夢を実現するために
開業担当者さんとのディスカッションを通して、自分の課題がクリアになりました。次は、そのためのアクション。ケア思考の高いお客様をターゲットにしようと考えていたので、提供するべき技術クオリティと滞在時間の過ごし方を研究しました。ターゲットに評価されるお店づくりを実現するために、自己資金も早い段階から目標金額を設定して貯蓄。スタイリストになってから初めて明確な目標ができて、開業まで夢中でしたね。
OPENして
2016年5月に念願のOPENを果たすことができました。当時1番苦労したのはスタッフマネジメント。なんとか確保したスタッフと、私のお店への想いを共有して同じ方向を見て行動することがこんなにも困難だとは思いませんでした。スタッフの離職からマネジメントの反省点を踏まえた試行錯誤を経て、2018年9月に2店舗目を出店することができました。
高い志を共有できるスタッフ育成にも力を入れて、今後も店舗展開を考えています。
■開業支援担当者:タカラベルモント(株) 三宅
■営業担当者:タカラベルモント(株) 矢田
■デザイナー:タカラスペースデザイン(株) 八嶋