開業への想い

幼い頃からヘアスタイルやメイクが好きで、妹をモデルに遊んでいたことが美容師を目指すきっかけでした。その後、大学に進学しましたが、美容師の道を諦めきれず、卒業後に美容学校に進学。最初に入社したサロンはホスピタリティを大切にするサロンで、そこではケアを重視しており、ヘアケアや頭皮ケアを集中的に学びました。また、シニア層のお客様も多かったことから、美容の力で多くの笑顔を生み出せる喜びを知り、ケアビューティストの資格も取得しましたが、お客様に最大限のホスピタリティを提供するには自分のサロンを持つことが必要だと感じ、開業を決意しました。

トレーラーサロンという計画から一転

2023年に家を購入し、最初は家の一角にトレーラーを置く形のサロン形態を考えていました。理由としては、将来的に実家に戻る際にも移動できるという魅力があったからです。しかし、タカラの開業担当者さんに相談した結果、現状の敷地では保健所が求める面積を確保できないため、計画を断念せざるを得ませんでした。一度は開業を諦めかけましたが、タカラさんのいろいろなアドバイスからテナントで出店する形態に変更。結果としては、大満足のサロンができました！

フルオーダーメイドの処方箋のように

若い頃は流行を追うだけで満足していても、年齢を重ねることで悩みも多くなっていきます。薬の処方箋のように、その人の症状に合わせたサービスを提供できるようなサロンを目指したいと思い、コンセプトを決めました。店名の「Philino’a」は、ハワイ語で「繋がり」や「絆」を意味します。「いくつになっても美しく、健康でいたい」と願う人の絆と絆で結ばれる場所を目指したいと思います。また、ケアビューティストとして、来店が難しくなったお客様には訪問美容という選択肢も提案できるサロンであり続けたいと考えています。

担当者より

当初の計画から変更となりましたが、満足いただけて安心しています。開業相談を通じて様々な会話を重ねてきましたが、石澤さんの人柄に多くのお客様がついていることを感じました。内装もコンセプトにぴったりの素敵なサロンになりましたね。年齢を重ねても美容を通じてポジティブになり、一人でも多くの人のQOLを上げていけるサロンになっていただけたらと思います。これからも応援をしています！