他の業種から美容業界へ転身

元は美容業界ではない職種にいましたが、若くして結婚し、手に職を付けたいと思い美容業界に飛び込みました。規模の大きい多人数スタッフの店舗で働いていましたが、余裕のない日々の中で、より一人一人のお客様にじっくりと向き合いたい、また、自分や家族の時間も大切にしたいと考えるようになりました。

そんな折に、妻から「子供たちが大きくなって手を離れたら一緒に旅行でも行こうねって言ってたの、楽しみにしている」と言われました。美容師になりたての頃に言ったことを妻は今でも覚えてくれていたんです。

この言葉に後押しされ、お客様に理想とするサービスを提供し、お客様・家族・自分自身が将来にわたって幸せになれるよう開業することを決断。年齢的に考えると大きなチャレンジだという事は分かっていましたが、幸い家族の応援も得ることができました。

自分のサロンの目指すべき方向

「髪の毛から幸福を」をサロン理念としました！
具体的には、「物事をポジティブに捉えることができる状態を作り出す」という事です。そこに必要なのは笑顔。美容師である僕は、お客様の髪を通し笑顔を作り出すことができ、またその笑顔を伝播し多くの笑顔が創出できると考えました。分業でお客様に対応するのではなく、マンツーマンでクオリティーの高いサービスを提供するプライベートサロンとしました。

ただ、実を言うとサロンづくりの計画は、一人だけで考えをまとめていったわけではありません。自分の考えを形にしていく工程は想像以上に大変で、タカラさんの開業相談でたくさんのアドバイスを受け、少しずつ計画書としてまとめ上げていくことができました。事業計画書作成の為に自宅から打合せ会場の代々木まで通うのは大変でしたが、不思議と毎回楽しみでした。

開業しました

良いテナントを見つけることができ、素敵なサロンをつくることができました。ヘッドスパメニューで多くのお客様に喜んでいただきたく、たくさんトレーニングをして開業！やっと人生の新たなスタートラインに立ったと実感しています。

開業支援担当者より

笠井さんの家族に対する思いやり、お客様に対しての優しさで素敵なサロンが完成しましたね。その想いを持ち続けていれば、結果的にサロンの繁盛に繋がると信じています。