開業への想い

4年前、一緒に働いていたパートさんと共同経営で美容室を開業しようと考えましたが、計画を進める中で多くの障壁に直面し、一度は諦めました。しかし、その想いを捨てきれず、まずは相談してみようとタカラさんの個別開業相談に申し込みました。その時は、資金や自分なりの計画がまとまらず、月日が経ってしまいました。そして、ある程度計画のイメージができた段階で再度、個別開業相談に申し込みました。縁あって4年前に開業相談をしてくれた方が継続してサポートしてくれることとなりとても心強く、前進することを決めました。

ブランクがあったからこそ美容師が楽しい

実はこれまでの経緯の中で、結婚や出産を機に美容師を辞めざるを得ない状況がありました。その後、他業種も経験しましたが、美容師という職業を忘れることはありませんでした。そんな中で「美容師と子育ての両立ができるよ」という職場に巡り合い、14年ぶりにサロンに立ち、改めて美容師という仕事の楽しさとやりがいを感じました。将来を考えた際に、歳を重ねても続けられるサロンを作り、お客様に、美容師として再スタートできたことの喜びや感謝を伝えられる場所にしたいという想いから大きなチャレンジを決意しました

コンセプト：わざわざ行きたくなる店

私のターゲットは子育てと仕事に日々忙しい女性です。「美容室に来ているときは何もかも忘れて、自分の時間を過ごしたい」と思ったことはありませんか？そんな女性の願いを叶えることができる「ひとりじめ空間」で満喫して欲しいという願いからコンセプトや店名を決めました。寝落ちするほど気持ち良いヘッドスパを提供し、月に一度のママさんの“ご褒美隠れ家サロン”になりたいと思っています。

自宅前に店舗建設という大きな決断

店舗付き兼住宅はありますが、どうしても私は自宅と店舗を切り離したく、自宅前に店舗を建てる決断をしました。しかし、開業までにはいくつもの困難がありました。県への許可申請や融資額も大きく、開業で最も大変だったことかもしれません。自分のお店を持ちたいという強い意志もあり、タカラさんにアドバイスをいただきながら、金融機関の選定や事業計画を進めることができ、無事に満額の融資を得ることができました。

担当者より

最初のご相談は4年前でしたね。私が静岡で営業をしていた時にオンラインで開業相談したことを、今でも鮮明に覚えています。月日が経ち、私も部署異動がありましたが、縁があって今回サポートできたことを大変嬉しく思っています。ぜひ、地域のお客様の「ひとりじめ」となるサロンを目指し、ご活躍ください。応援しています！