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先輩オーナーの声

イメージは中世ヨーロッパ 荘厳な雰囲気を実現

coffret

  • 2009年8月開業
  • 埼玉県八潮市
  • 19坪

オーナー 田中 久雄

出会いと決断


タカラさんにご相談したのは、ホームページを見たのがきっかけです。その当時、私は京都の勤務先から地元に戻っていて、つくばエキスプレス(筑波と東京を結ぶ線)の流山沿線でサロンの物件を探していました。しかし、自分ではいい物件と思っていても経営面の不安もあり、タカラさんにプロの目から見てどうなのか?ということをご相談しました。その結果、地元とはいきませんでしたが、近くの八潮というところに、自分では納得できる物件候補を見つけることができました。

タカラさんからは、八潮周辺の商圏分析データを出していただいたので、具体的な数値を見ながら検討することができました。営業の方といっしょに、周辺でのマンションの建設予定、物件近くのサロンなどから更に情報収集を重ね、人の流れの観察したりもしました。

最終的に、自分自身のお店を持ちたいという当初からの気持ちと、父からの後押しもあり、「もし転んでも前向きに転べるのならチャレンジしたい」と強く想い、出店を決意しました。

サロンデザインの具現化


サロンをつくるにあたって、当初私の中には「中世のヨーロッパのような雰囲気と、他店にはない何か」と漠然としたイメージがありました。この想いをもとに、紹介していただいたタカラスペースデザインのデザイナーの方と相談を始めました。

セットミラーにアンティークトランクを利用する、ファサードはサッシレスのガラスを使用し通りを歩く人々の視線を店の奥まで導く、内装はモールディングによるクラシカルな意匠を取り入れ、機能諸室を回廊に見立てるレイアウトで光や空間を演出・・・等々のご提案をいただき、私が希望していた中世ヨーロッパの修道院のような荘厳な雰囲気を実現することができ、たいへん満足しています。

開業にあたってのサポート


実は、開業に漕ぎ着けるまでは大変でした。まずは資金面、事業計画ですね。家賃に対して約10倍の売上が必要であることや、客単価と人数等の目標設定、私自身がどうしたいのか等々を整理しながら事業計画を作成しました。書類を提出し、面接なども経て、事業資金を借りるということの難しさを痛感しました。

実は、今だから話せますが、簡単に公庫より資金を調達できたわけではないんです。一時はダメかとも思いました。

サロンをオープンするということ


融資を受ける上で、担保の事で父親と何度も協議を重ねました。まずはサロンを開業するんだという自分の気持ちを、父が納得、理解してくれるまで説得する必要がありました。その結果、前向きに支援してくれることになりましたが、タカラさんに電話するまでには1週間かかりました。

サロンをオープンするということは、自分のやる気が一番大切だと思いますが、生半可な気持ちでは経営者にはなれないということも痛感しました。

サロンをオープンして


幸いなことにオープン後は、友人はもとより、開業するにあたって設定したサロンコンセプトを具現化したことで、ターゲットとした客層が新規のお客様(飛び込みも多いですよ)としてご来店され、顧客となっていただけたなど相乗効果で順調です。やはり事前にしっかりした考え方や客層の設定を行い、またその人たちに受け入れられるサロンづくりが当たったのだと思います。タカラさんにお願いしてよかったと思います。

これからはスタッフも増やし、がんばりたいと考えています。

■デザイナー:タカラスペースデザイン(株) 湯口

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