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開業への想い

美容師になると決めて、自分のお店を持ちたいという「夢」を持ったのは11年前です。接客から技術の練習、教育面など様々なことを学んできました。常に私の中では、「働きやすい環境」を意識しながら努力を重ねてきました。また、お客様を担当する中で、「今まで行った美容室の中で一番シャンプーが気持ちいい」と言ってもらえる事が美容師としての誇りであり、モチベーションでもありました。勤務している時は、外見だけではなく内面の悩みも聞く中で、人前では話しにくいもっと深いところまで話せる環境を作りたいと思い、モヤモヤとしていました。その時に、11年前を思い出し、「そうだ、自分のお店で叶えよう」と決意したのが始まりでした。

当たり前と思っていた家族との時間

勤務時代は、当たり前のように土日祝日に仕事をしていました。周りもそうだから仕方ないという想いの中で子育てと仕事をしてきましたが、今までを振り返った際に、子供との時間を十分に取れていなかったことに気が付きました。子供の成長は早く、あっという間に時が過ぎていきます。これからは、もっと家族の時間を大切にし、しっかりと時間軸を分けて美容師を続けていきたいと思います。

60歳以上になってもハサミを持ち続けたい

開業に向けていろいろ悩みましたが、自分の夢を考えた時に、一生ハサミを持って仕事を続けたいと思いました。その上で、家族との時間と仕事を両立できる環境を考え、住宅兼のサロンで開業することを決めました。11年間の想いもありましたので、しっかりと資金を貯め、念願の形にすることができました。また、最初は「コンセプト」のコの字も考えていませんでしたが、開業相談を続ける中で、素敵な店名に出会うこともできました。自分のお店が誰かの「一輪の花」になれるように頑張りたいと思います。

担当者より

最初にショールームでお会いした時は機器選定でご来場いただきました。事業計画などは全く想定されていなかった所から私との打ち合わせが始まりましたね。最終的には、佐藤さんに「やってよかった」と言っていただける内容で進められ、方向性も決まり安心しました。これからも佐藤さんの周りに多くの花が集まることを応援しています。

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