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先輩オーナーの声

「自分たちが思う接客ができる空間」を目指して、半年でサロン開業へ。

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  • 2024年10月開業
  • 東京都町田市
  • 12坪

オーナー 中尾 龍雲・TAEKO

2年前開業を意識

半年前相談スタート

OPEN!

本格的に開業しようと思ったのは今年の1月~2月頃

龍雲「独立したいと思ったのは2年前位からでした。店長として長く働いてきたのですが、お客様に集中したいという気持ちが段々と強くなってきたんです。また、人手が足りなくなり、途中から妻にも手伝ってもらい一緒に働くようになったことで、二人でお店をやっていくビジョンのようなものが見えたというのも、きっかけとなりました。」

TAEKO「私自身が最初に開業したいと思ったタイミングはもっと前で、もう8~9年前位になります。そのとき主人はそういう風には思っていなかったので、私とは「開業したい」と思っていた時期が最初は違いました。主人が開業したいと思っていたこの1~2年は、私は逆に家庭に子供が増えたというのもあって安定を求めていたので、最初は話をされてもあまり聞く耳を持っていなかったというか。それでも、主人の「開業したい」という思いが強く、私も自分の目指したい美容師像の実現ができると思い、開業しようと決めました。」

龍雲「まず何から初めていいか全く分からない状態で、開業について色々調べたり、何社か相談に行ったりしました。その中で、タカラさんも開業サポートをしていて、多くの実績もあるということで、一度相談してみようとなったのが最初です。」

開業準備で大変だったことは「コンセプトの言語化」

TAEKO「文章を作るのがとにかく苦手で。最初は主人が事業計画書を作成しているのを、穏やかに見ていたのですが、私自身のエピソードも書く事になり…。本当に書けなくて、頭を悩ませました。一人になる時間というのがあまりなく、ゆっくり考える時間がとれなかったので、 そこが特に難しかったと感じています。そもそも、コンセプトって何?というところから、検索してちゃんとした意味を調べたりもしました。」

龍雲「二人 のやりたいコンセプトなどそれぞれ紙に書き出して、それですり合わせていったほうがいい、と八島さん に言っていただいて。それでより明確になっていった感じですね。」

TAEKO「八島さんには、とにかく全部書きだしたほうがいいと助言をしてもらいました。経歴もどう書けばいいのか自信が無かったのですが、サポートもあってどうにか書き上げることができました。また、物件探しでは、夫婦二人でお店をやっていくのに必要な設備機器と広さを考えたり、費用と理想のバランスをすり合わせていくのが大変でした。」

龍雲「そもそも、物件がなかなか見つからなくて・・。候補の物件が見つかると八島さんにも相談して一緒に見てもらったりしていました。このお店も、元々パン屋さんだったので美容室になったイメージがあまり湧かなかったのですが、八島さんに「設備的にも問題ない」と言ってもらえ、ここに決めました。」

お店のコンセプトは「髪質改善」と、ゆっくりくつろげる「リフレッシュできる空間」

龍雲「まずは髪質改善メインであることと、プラスお客様にゆっくりくつろいでもらいたいという思いがありました。せっかくお店に来てもらっているので、 ばたばた過ごすというのではなく、リフレッシュできる空間にしたいというのがコンセプトです。従業員の多いお店で働いていた経験もあるのですが、せっかく自分たち二人だけでお店をやるなら落ち着いて過ごせて、その空間に価値を感じてもらえる人に来てもらいたいと思っています。」

TAEKO「自分でも他の美容院に行くことがあるのですが、どんな空間が理想的かなと考えたときに、落ち着いて過ごせて、リフレッシュもできる空間を作りたいと思いました。内装は白基調でシンプルに統一しているのですが、鏡の形が3つとも違っていたりといったアクセントがあるので、お客様にも、よく「かわいいね」と言っていただけます!また、シャンプー台は絶対フルフラットがいい!とこだわって選びました。」

龍雲「これまでの使用経験から、ボウルの形など使い勝手の面でも、タカラさんのYUMEがいい!と決めていました。」

開業から1か月。お客様に「プチ贅沢」を感じてもらえるサロンへ

TAEKO「お客様が口コミで「主婦のプチ贅沢でした」と書いてくださったことがあります。接客や空間で価値ある時間を提供できているなと、本当に嬉しく思いました。それぞれのお客様の好みに合わせて、お喋り好きな人はお話したり、静かに過ごしたい人は珈琲を飲んでもらったり、自由に過ごせる空間になればいいなと思います。」

龍雲「「来るのが楽しみな美容院です」と書いてくれる方もいました。 私たち二人だけのサロンだからなのか、いままでよりも深くお話してくれる人もいて、技術以外の部分でも満足していただけるサロンになったかなと思っています。美容院に来て髪の毛を綺麗にすることも勿論ですが、それ以外の部分でもここに来ること自体が楽しみだと思ってもらえるようなお店にしていきたいと思っています。」

これから開業する人へ「1日10分でも考える時間を作った方がいい」

龍雲「半年という短い期間での開業だったので、八島さんからは最初に「スケジュールはタイトになるよ」とは聞いていたものの、特に物件を見つけてから本格的に工事が始まる頃は、本当に時間が無い事を実感しました。ぎりぎりまで前のお店で働きながら開業準備をしていたので、時間をフルで使えたのは正味10日くらい。仕事が休みの日はほぼ準備に使ってというタイトなスケジュールだったので、改めて余裕を持って行動していくのが大事だと感じました。」

TAEKO「たぶん前もって準備していても、準備が進むにつれて時間が足りないって誰もが感じると思うんです。開業を意識したときから、1日10分でも開業について考える時間や調べる時間を作ると、開業準備が具体的に始まっても落ち着いて進められると思います!」
開業支援担当者
タカラベルモント 八島
営業担当者 
タカラベルモント 香川
デザイナー
タカラスペースデザイン 手塚・岸裏

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