思い切った決断

開業担当者さんの「今の働き方でこの先何年やっていける？」という言葉が一番印象に残っています。以前勤めていたサロンを振り返ってみると、数多くのお客様を施術することに夢中で、自身の体力の限界を考えたことがありませんでした。しかし、40歳を境に美容師としてのピークを迎えそこから衰退してしまうため、これから一緒に働くスタッフと長く健康でいられるように、体の負担を配慮した「生産性の高いお店作り」をしようと決断をしました。

新しいビジネスモデル

ヘッドスパありきのメニュー展開と、時間の使い方に着目して高単価に設定。癒しを求めている人、ケア意識の高いお客様をコアターゲットにして、1日あたり平均5人程度に絞っています。半個室でプライベート空間の確保、思わず寝てしまうようなヘッドスパ等を提供することで、お客様と向き合う時間を密にしました。その結果、お客様のことをより理解できるようになり、提案力向上に繋がりました。

注力したヘッドスパ

今まであまりやってこなかったので、オープンまでの1カ月は技術習得に没頭しました。エステシモを導入したので、座学から技術練習まで1から勉強しました。新しいことへの挑戦は不安もありましたが、オーナーという立場になったからには、共に働くスタッフのため、お客様のため、そして自身の成長のためにも懸命に取り組みました。

開業を考えている人へ

独立開業は様々なリスクと不安の隣り合わせです。しかし、自分のため、お客様のためという「ブレない軸」があれば乗り越えることができました。開業を決意するからには、まずはゆるぎない「軸」とは何かを考えてみてください。

開業担当者より

開業の目的はスタッフの幸せ、自分の幸せと家族の幸せ、そしてお客様の幸せを実現する事という普遍的な想いを追求し続けていただきたいと切に願っています。